米国によるイランの核施設への攻撃をめぐり、米国防総省が22日、作戦の詳細を明らかにした。数カ月前から極秘に準備を始めた作戦では入念な偽装を重ねたといい、「(イラン側からの)一発の反撃すら確認していない」と成功面を強調している。
記者会見したヘグセス国防長官や米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長の説明によると、「ミッドナイト・ハンマー」(深夜の鉄槌(てっつい))と名付けた軍事作戦は極秘で、省内でも限られた人数だけが把握していた。
20日深夜、B2ステルス爆撃機7機が米ミズーリ州のホワイトマン空軍基地をイランに向けて出発した。米本土から西側の太平洋の方向へもB2爆撃機が向かったが、これはイランへの奇襲を成功させるための「おとり」だった。
語られた作戦詳細 超大型爆弾も
まず現地時間22日0時半ご…